トップページ > 12. 書類受付日の流れ

12. 書類受付日の流れ

無事に帰化申請書類を整えて、いよいよ法務局へ提出するという方のために、受付当日はどんなことをするのかについてお答えしたいと思います。

帰化申請に関しては、原則全て予約制となっています。帰化相談や、帰化書類を提出する受付に関して電話で予約しないといけません。

急に飛び込みで、当日に「受け付けしてほしいので書類持ってきました」と法務局を訪問しても受け付けてもらえません。

 

書類受付の予約を入れると、だいたいどこの法務局でも「現在混みあっておりまして…」と言われ、最短の日付としては約1ヶ月後の日付を指定されます。

もちろん、法務局は土日祝日お休みとなりますので、平日の日中のみです。

 

そして、相談の時と違って、書類の受付日には申請者ご本人が必ず行く必要があります。

弊所ではオプションサービスを付けて頂ければ、行政書士も同行させて頂きます。

行政書士が同行するメリットとしては、軽微な不備があった場合はその場で修正可能ですし、当初求められていなかった追加書類を言い渡されても、一旦、受付は行ってほしいと交渉できることだと思います。

 

予約した受付日当日ですが、予約時間になったら管轄の法務局国籍課に行きます。

個室で受付をすることになるのですが、書類チェックの間、行政書士が個室で同席できる法務局とできない法務局があります。これは法務局によって異なってきます。

 

個室で行われることとしまして、まずは、正本、副本として提出された書類が抜け漏れがなく全て整っているか書類チェックが行われます。

 

この書類チェックは、法務局によって異なっており、担当官1人だけ、1回だけ書類チェックして終わるという所もありますし、2名で行われることもあります。

 

受付は、書類が形式的にきちんと整っているか点検されますので、内容審査(実態審査)ではありません。

 

その間は基本的に申請者ご本人も行政書士も黙って見守っているしかないです。

そして、時々質問があることがあるので、それに答える感じです。

 

そして、書類が全て整っていることが確認されたら「受付します」と言われ、最後にご本人が申請書類の正本と副本に本国でいつもしているサインを入れて、さらに、宣誓書という書類にサインして完了となります。

 

こちらの宣誓書は、法務局の担当官から出される書類ですので、担当官の前で正本、副本の2通にサインを入れることになります。

サインをし終わったら、受付はここで終了となります。

 

そして、その後は、今後の流れを説明して頂くことになります。

 

その際に、今後、法務居に何か問合せする場合は、もらった受付番号と担当官の名前を伝えるよう言われます。案件が多いので、間違いを防ぐために振っている番号なんですが、きちんとこの番号と担当官の名前は覚えておいたほうがいいですね。

 

3ヶ月くらいしたら面接のために連絡がいくことや、申請書類に変更事項が生じた場合は担当官に連絡すること、そして、海外に行く場合は航空券を買う前に必ず担当官に連絡することなどです。

ちなみに、法務局からの連絡は、法務局の固定電話から来ますので、ご自身の携帯に、担当官から言われる電話番号はすぐに登録しておいたほうがいいでしょう。

 

先ほど、行政書士が個室に入れない法務局もあると言いましたが、今後の流れを説明する際には行政書士も個室に入ることができます。

 

そして質問がなければ受付終了となります。

通常、トータル1時間くらいかかりますが、書類の多さや個別の事情により、1時間以上かかる場合もありますし、1時間以内で終わる方もいらっしゃいます。

※急ぎのお問い合わせに関しては
お電話(03-6823-1855)でも対応させて頂きます

無料相談受付中

ご利用案内

ご利用案内

サイト運営者

サイト運営者

このサイトについて

このサイトについて